ゴールデンウィークの谷間の平日に、二つのお城を訪ねてきました。
一つは、岐阜県・金華山の山頂にある「岐阜城」。もう一つは愛知県犬山市にある「国宝犬山城」です。
岐阜城は、先にご紹介をしましたので、今回は「犬山城」をご紹介したいと思います。
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国宝犬山城へ車で向かう
犬山城周辺の駐車場
今回の日帰り旅行では、二つのお城へ車で向かいました。
岐阜城を後にし、車中で次の目的地犬山城の周辺の駐車場を検索。いくつかある駐車場の候補が出ましたが、その中でも一番近い駐車場(犬山城第1駐車場)は、残念ながら満車でした。
次の候補の犬山城第2駐車場は、まだ余裕があったので、そちらを目的地に変更。道が狭いとか分かりにくいとかは特になく、問題なく停めることができました。(もっと調べると、犬山城第2駐車場のお向かいにある名鉄協商の方が安かったので、名鉄協商パーキング犬山城東へ入れました。)
車を停めた場所から犬山城へは、距離は約650m、徒歩で10分ほど。
もう少し近い駐車場が城下町の中にもあるのですが、ちょっと収容台数は少な目です。第2駐車場は比較的大きな駐車場であり、向いに名鉄協商もあって収容台数が多いので、第1駐車場が満車の際は、第2駐車場方面に向かう方が確実かと思います。
駐車場については、こちらのブログ記事を参考にさせていただきました。
[st-card-ex myclass=”” url=”https://hanahana01.com/parking/toukai/aichi/inuyama/” target=”_blank” rel=”nofollow” thumb=”” label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=””]駐車場や最寄り駅の位置関係はこんな感じです。
犬山城までの道は、上り坂で少し歩きます。
途中の三光稲荷神社の前で、「犬山城までの近道」の案内板が出ていたので、迷わず近道ルート(三光稲荷神社を通り抜けるルート)を選びました。
国宝犬山城にある最古の木造天守閣へ
国宝犬山城は、室町時代の天文6年(1537)に織田信長の叔父・信康が築城しました。天守は現存する日本最古のものです。扇状地である濃尾平野の扇の要に位置し、天守最上階からの眺めはまさに絶景です。周辺には木曽川や犬山城下町の古い町並み、明治村等の多くの観光施設があります。信長・秀吉・家康がそれぞれの時代に犬山城を手にしたことで天下人への道を切り開きました。歴史の荒波を生き残った、国宝犬山城をお楽しみください。(国宝犬山城公式HPより引用)
犬山城の入場料金
門の手前、右手側に犬山城の入場チケットの販売所があります。
料金は、下記のとおりです。(団体料金は割愛しました)
区分 | 入場料金 |
---|---|
大人 | 550円 |
小・中学生 | 110円 |
支払いには、現金以外でも、交通系ICカード、楽天Edy・QUICPay・PayPay・nanaco・WAONが利用できます。
それから、JAFの会員の方は割引があるので、会員証を提示できるようにしておきましょう!(リアルカード、デジタル会員証のどちらでもOK)
JAF会員には割引あり
JAFの会員証の提示することで、犬山城の入場料金に対して割引が受けられます。
大人:550円→490円(60円の割引)
小・中学生:110円→90円(20円の割引)
JAFの会員を含む5名までが、割引の対象となります。
JAFは車のトラブル時のお守りとして入っていますが、全国各地の観光スポットで割引があり、オトクなことが多い印象です
◇JAFについて
- 年会費:4,000円
- ロードサービスがほぼ無料
- 会員優待サービスあり!使える施設は全国約47,000か所
犬山城単独のチケットの他に、犬山城と周辺観光施設を含めたオトクなセット券もあります。
中でも犬山城と付近の城下町を楽しめる「犬山城下町周遊券」は、じっくり1日楽しめるので駆け足でない方におすすめです!
犬山城下町周遊券
高校生以上:760円(通常料金950円)
☆入場できる施設
・犬山城
・城とまちミュージアム
・犬山からくりミュージアム
・どんでん館
*有効期限は発行日より3か月
他にも犬山城がセットになったチケットがあります。
- 犬山城+日本庭園有楽苑(国宝茶室如庵)セット券
- わん丸くん手形(犬山城+城下町で使用できる商品引換券)
- 犬山城+明治村セット券
- 犬山城+リトルワールドセット券
- 犬山城+日本モンキーセンターセット券
上記セット券の詳細は、犬山城公式HPでご覧いただけます。
国宝犬山城に入城
犬山城の入口付近の看板に待ち時間が掲示してあったので、参考になりました。
待ち時間は、20分ほど。チケットを買った後、待ち行列の最後尾へ。
当日のお天気は晴れ。茂っている木の葉っぱで陰になっている場所が多く、また湿度も低かったこともあって負担なく待つことができました。
並んでいる前後には、外国人の方もたくさんみえました。
天守閣に入るとすぐ正面に階段があるのですが、これがびっくりするほどの急な階段で、登るのに結構必死になります。背が高い人は、頭をぶつけそうになる箇所があるので注意が必要です。
昔の人は小柄だったのか、それとも敵の襲撃に対して防備なのか、なかなか狭くて急な階段です。
当時の武士は、鎧を着けてここを上ったり下りたりしたのでしょうか?相当大変だったのではと思いました。
行列に続いて順路通りに進みながら、展示物や窓からの景色を見てまわりました。
お城の中には、たくさんの展示物・掲示物があります。
最終目的地「最上階の回廊(廻縁:まわりえん)」に出ると、天守閣から360度の景色を見ることができます。
外回廊から、東西南北全ての方角がさえぎるものもなく、遠くまで見渡せます。
廻縁(まわりえん)
天守をぐるりと一周できる縁側のことを廻縁(まわりえん)と言います。
現存の天守では、この犬山城と高知城の二城でしか見ることができません。
この廻縁(まわりえん)、手摺りが低い上に床が外側に向かって少し傾斜していて、これが結構怖いのです。
床面(板?)も滑りやすいように思いました。小さなお子さんや、高い所が苦手な方は、滑り止めの付いた靴下を履いていく方かいいかも知れません。
壮観な景色をバックに、和やかに家族やグループで楽しそうに写真を撮っている人も多かったので、感じ方はそれぞれなのでしょう。
私も恐々ながら、写真は結構たくさん撮ってきました。お天気も見晴らしもいいので、爽快です。
午前には、その岐阜城に居たんだと思いながら目を凝らしましたが、見えませんでした。(望遠鏡でもないと無理ですよね)
それにしても外の回廊(廻縁)にはドキドキしました。
帰ってきてから検索したら、こんなツイートを見かけました。やっぱり怖いですよね~
今日は息子に誘われて犬山城に行ってきました。
— Hanisana Apps (@HanisanaApps) November 27, 2021
天守閣の廻縁、怖いので有名なんですね?手すりが低く、通路が少し傾いていてかつ滑りやすい、しかも今日は風も強くて、いや~想像以上でした🥶
でもさすが国宝、威風堂々たる風格、息子も図鑑で見た戦いの舞台に興味津々でした^^#犬山城 pic.twitter.com/4pTFzYIRGn
少し怖いですが、景色はさえぎる物がなく、遠くまで見渡せて壮観。
雄大な自然を感じることができるので、天守閣の最上階はぜひ行ってみて欲しいです。
国宝犬山城(別名白帝城)
住 所 :愛知県犬山市犬山北古券65-2
アクセス:犬山遊園駅から徒歩15分、犬山駅から徒歩20分、小牧ICから車で30分
営業時間:公開9:00~17:00(16:30までに入城)
休業日 :12月29日~12月31日
電話番号:0568-61-1711
公式HP :国宝 犬山城
インスタ映えする三光稲荷神社と犬山城下町
犬山城を後にして、次は三光稲荷神社へ。インスタやLINEのアイコンで見かけることもあるハートの絵馬で有名な神社です。
実際に見ても、とても可愛らしいピンクのハートの絵馬。連なった朱色の鳥居もそうですが、思わず写真を撮りたくなるスポットです。
たくさんの絵馬が奉納されていますが、「ジャニーズの○○さんに会えますように」や「○○くんとずっと仲良くできますように」など、お願いの内容も可愛いらしい。
みなさんの願いが叶いますように。
おみくじがあったのでひいてみました。
やった!大吉でした!!
神社の境内には、金運アップで有名になった「銭洗い池」もあります。
お金や宝くじをザルに入れ、御神水で洗い清めると、何倍にもなって返ってくると言われています。
清浄の福銭を持っていると、一家繁盛・子孫超級にも御利益があるそうです。
三光稲荷神社
三光稲荷神社は、犬山城主成瀬家歴代の守護神の神社です
住所:愛知県犬山市犬山北古券41-1
電話番号:0568-61-0702
御朱印授与:8:30~16:00
- 御利益:家内安全、商売繁盛、交通安全、夫婦和合、縁結びなど
- 境内には「猿田彦神社」「銭洗神社」「三狐地稲神社」「姫亀神社」があります
次は城下町の方へ足を進めます。
通りの両脇に立ち並んでいる建物は、歴史情緒がたっぷり。あちらこちらのお店の前で並んでいる行列がみられました。
通りの風情も素敵ですが、美味しそうなものもたくさん。
インスタ映えする景色や食べ物が満載です。
食べ物は、食べ歩きできるように、持ちやすくなっている物が多いです。あちこち見ながら、何を食べようか本当に迷います。
犬山ぐーまるさんのモンブランソフトを食べました。モンブランケーキのソフトクリーム版ですが、栗たっぷりでとても美味しいかったです。
城下町では、着物を着た若い女性のグループやカップルを見かけました。城下町に合っていて、とても素敵。
美味しい物を食べ歩きしたり、オープンテラスでのんびりと休憩したり、風情がある通りや町屋敷の写真を撮ったりと、楽しめそうなスポットが満載でした。
次回はもっとゆっくりと時間をとって、今回行けなかった施設も訪問したいなと思いました。
最後に
ゴールデンウィーク谷間の平日に、二つのお城を見てきましたが、それぞれ個性があり魅力的でした。
展示物や建物も実際に見ると、物語の中の物だったのがリアルに存在していた物として感じられます。
お城では武将や武士に、城下町では庶民やその生活に思いを馳せました。
日常から離れて、まったく違ったことをするのも楽しいですね。1日でいろんな歴史に触れて、なかなか濃い体験になりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
こちらは岐阜城編です☆
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