少し前に作ったauPAYカード。支払い方法を「あらかじめリボ」から「一括での支払い」に変えたいと思い手続きをとりました。
まず最初にどのように解約（解除）するか、ネットで調べてみたのですが、気を付けておかないといけない点があったので、解約方法と一緒にまとめました。
WEBから「あらかじめリボ」の解約（解除）はできます。
ただ、支払い方法が（たぶん一般の人が多く希望するであろう）「一括払い」にはならず、「リボ払い（定額）」になるのです。
「リボ払い（定額）」を希望するのであれば、WEBで「あらかじめリボ」を解除して手続き終了。問題はありません。
でも、「あらかじめリボ」をやめたいという方は、うっかりすると意図していない手数料を払うことになる「リボ払い」自体をやめたいのじゃないかなと思うのです。
無事に（？）一括払いに変更するためには、電話連絡が必須です。
今回の記事では、「あらかじめリボ」から「一括払い」に変更する際の手続きの方法と注意点をまとめてみました。
手続きを考えている方にご一読いただければと思います。
auPAYカードの支払い方法と手数料について
私たちが使っているクレジットカードには、利用金額に対して支払い方法がいくつかあり、その支払い方法によって手数料がかかるものとかからないものがあります。
auPAYカードについては、下記のようになっています。
◇手数料がかからない支払い方法
| 1回払い | 利用金額を支払日に一括で支払う方法 |
| 2回払い | 利用金額を2回に分けて支払う方法 |
| ボーナス一括払い | 夏または冬のボーナス月に一括で支払う方法 |
◇手数料がかかる支払い方法
- リボ払い：毎月の支払いの上限を指定する支払い方法
- 分割払い：支払い回数を指定し、指定回数により分割された金額を払う方法
| 【リボ払い】 | |
| リボ払い | 利用金額や利用件数に関わらず、毎月定額の支払いをする方法 |
| あらかじめリボ | 無理のない金額を自分で指定し、指定金額を超えた分は自動で翌月に繰り越しになる支払い方法 |
| あとdeリボ | 買い物のあとから支払い方法を変更し、月々定額で支払う方法 |
| 【分割払い】 | |
| 分割払い | 支払い回数を指定し、指定回数により分割された金額を払う方法 |
| あとde分割 | 買い物のあとから、指定したお買い物のお支払方法を「分割払い」に変更できるサービス |
あらかじめリボとは？
今回のテーマに取り上げた「あらかじめリボ」は、手数料のかかる支払い方法です。
◇あらかじめリボの特徴
- 設定金額を自分で決めることができ、利用金額が設定金額までにおさまれば手数料は無料（一括払いと同様の扱いになる）
- 設定金額を超えた部分は、翌月以降に自動で繰り越される
- 繰り越し分はリボ払い手数料（実質年利15％）がかかる
あらかじめリボの設定金額
あらかじめリボの金額は、5,000円～100,000円の範囲で5,000円単位で設定ができます。
手数料は、設定金額を超えた部分についてかかります。（実質年利15％）
例えば設定金額を10万円にした場合、10万円を下回る月は、そのまま利用金額が支払い金額となり、手数料はかかりません。（実質、一括支払いと同じ）
12万円使った月がある（仮定）と、超えた2万円は支払いが1カ月先送りされ、支払い時に15％の手数料と一緒に支払うことになります。
あらかじめリボのメリットとデメリット
- 自分が設定した以上の支払いがない（メリット）
- 自動でリボ払いになる（メリット）
- 設定金額を超えた金額に対して手数料がかかる（デメリット）
設定金額を超える支払いが発生しないので、一時的に買い物が集中した場合でも、支払う上限は決まっている。（メリット）
あらかじめリボに設定しておくと、会計時に「リボで」と伝えたり、後からリボへの変更手続きをしなくて済む。（メリット）
ただ、超えた部分に対して手数料がかかるので、支払い総額は増えることになります。（デメリット）
特に手数料については、しっかりと認識する必要があります
設定金額を超えた金額に対して手数料がかかるので、設定金額を超えることが頻繁にあったり連続すると、どんどん手数料が増えていってしまいます。
そのような事態を避けるためには、なるべく設定金額を超えないように計画的にクレジットカードを利用する、または利用内容を常に見直す癖をつけるなど自衛が必要かと思います。
あらかじめリボの解除方法
あらかじめリボを解除するにはどうしたらいい？
あらかじめリボの解約方法を検索すると、二つの方法が見つかりました。
- WEB（会員専用サイト）でリボの設定を解除する
- コールセンターに電話をして、リボの設定を解除する
電話をかけるのは面倒だから、WEBにしようかな
そう思いますよね？
WEBの方がいつでもできるし、人との対応もなくて楽なので、私もこちらを選びたいと思いました。
ただ、冒頭でも言いましたが、WEBでの手続きでは、一括払いへの変更はできません。
あらかじめリボ設定の解除はできますが、支払い方法が普通のリボ払いになります。
リボ払いという支払い自体をやめて一括支払いにしたい場合は、コールセンターに電話をしてオペレーターに対応してもらうという手続きになります。
◇auフィナンシャルサービスコールセンター
電話番号：03-6758-7388（通話料有料）
受付時間：9:00～18:00（年中無休）
スキップ番号：32（＊）
＊スキップ番号は、「リボ払い設定／解除」の手続きをおこなうオペレーター対応へ直接遷移する番号です。ガイダンスの途中でも「32」と入力することで、オペレーターへつないでくれるので、時間の短縮になります。
あらかじめリボの解除を実際におこないました
ここからは実際に手続きした時の体験談になります。
体験を軸に、リボの解除の手続きを大まかにまとめてみました。
◇手続きの電話をする前に
- あらかじめリボを解除して影響を受けるキャンペーンや特典がないかを確認する
- まだ請求されていない利用料金の有無を確認する
- apPAYカードを手元に準備する
あらかじめリボは、特典があるキャンペーンの際に設定しているというケースがあります。解除すると特典が受けられなくなる場合があるので、確認しましょう。
これから支払うカード利用料金についても、分かっておいた方が話が理解しやすいと思います。
あと、カード番号聞かれるので、カードは手元に置いて電話するといいでしょう。カード番号の後は、本人確認のため「生年月日と住所」を聞かれました。
それから、私が手続きしていただいた時にお話があった今後の流れについても、分かりやすいように日にちを入れてまとめました。
◇日程について
- ７日 コールセンターに電話 あらかじめリボ解除（同時に一括払いを登録）を依頼する（＊1）
- ８日 あらかじめリボが解除され、一括払いが適用となる
- 15日 auPAYカードの締め日
- 23日頃 次回の支払い予定が分かる（＊2）
- 翌月4日15時までが支払い方法が変更できるリミット
- 翌月10日 登録されている方法で支払いがおこなわれる
- ＊1 電話した時点で上がってきている伝票についても、一括払いに変更可能
- ＊2 電話した時点で上がっていなかった分も含めて次回の支払い予定が分かる
- 上がっていなかった分も一括で支払いたい場合は、翌月4日15時までに電話で依頼する
基本的にあらかじめリボが解除されるのは、電話で依頼した日の翌日ですが、それまでの分も一括で支払いたい場合は、併せて依頼する形になります。
また電話した時点で伝票が上がってないものがあった場合、支払い金額が確定してから約10日間の間に再度電話で依頼をすれば、その分も一括払いにしていだだけるということでした。
私の場合は、電話した時点で伝票が上がっているものは2件で、利用したのも2件のみ。設定金額も超えていなかったので、再度依頼の電話をする必要はありませんでした。
勝手にリボ払いになっているなどのリボ払いにまつわる噂
今回、あからじめリボの解除の方法を検索するにあたって、リボ払いに関して気になる噂を何件か見かけました。
- リボ払いを申し込んでいないのにリボ払いの契約になっていた
- あらかじめリボを解除したのに、手数料を取られた
これが本当なら怖いなと思い、どういうことなのかもう少し調べてみました。
結論から言うと、上記の噂には誤解が含まれていると思われます。
まず、①ですが、リボ払いを申し込んでいないのにリボ払いになっている（＝勝手にリボ払いにされている）ことは、ほぼ無いと思います。
どちらかと言うと、リボ払いをすることでキャンペーンや特典などの恩恵があるので申し込んだが、自発的に申し込んだものではなかったため忘れてしまっていたとか、何らかの事情で、申し込んだ意識が薄いケースが多くあるようです。
私がauPAYカードを申し込んだのは、スマホの乗り換えの時でした。乗り換え手続きの折にいくつもの説明を聞き、書類にサインしてと、手続きがたくさんありました。
全部のことを理解してサインや✓マークの記入をしていたかというと、自信がありません。「申込んでいないのに・・・」という場合に、そんなケースもあるように思います。
次の②「あらかじめリボを解除したのに、手数料を取られた」ですが、これが今回の記事と関係があるケースです。
WEBで、あらかじめリボの設定を解除すると、支払い方法が普通のリボ払いに変更になります。「WEBで手続きを完了し、一括払いにしたつもりでいた」ことが原因なのではないでしょうか。
あらかじめリボから一括払いにしたい場合は、電話で依頼することが必須！
あと、電話で支払設定を一括払いにしてもらっても、電話する前の分がリボ払いの対象になっていることもあり得ます。（一括払いに切り替わるのが電話の翌日になるため）
ちょっと誤解してしまいそうと感じた部分だったので、記事としてまとめてみた次第です。
最後に
世の中にはさまざまなキャンペーンがあふれるほどあり、そのオトクさや便利さのアピールもとても多いと感じています。今回のauPAYカードのあらかじめリボも、そんなキャンペーンの話があり申し込みました。
もちろん手数料のことや、設定金額についてもきちんと説明を受けています。（メモが残っていました）
「オトクがある」、「簡単に申し込める」などで気軽に申込むこともありますが、たまに立ち止まって、ライフスタイルに合っているかを考えることも必要ですよね。
私は、何かに入会・申し込みをする時は、止める時のことも聞いたり検索したり情報を集めるようにと思っています。記事の中でも、止める手順・解約方法まで記載するようにしています。（できる限りですが）
ちなみにですが、止める手順・解約方法まで記載している記事群は下記になります。ですが、解約を勧めている訳ではなく、むしろ「ちゃんと解約できる」ので安心して入会・申込みができますよということをお知らせしています。
お読みいただけたら嬉しいです。
解約方法まで記載してある記事
この記事が何かのお役にたてれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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