ちょっと値段が高い気もするし・・・
高さを変えるメリットあるのかなぁ?
使えなくて結局座ってばかりになるんじゃないの??
テレワークで自宅で作業する人が増えるに従って、注目度も上がってきたスタンディングデスク。
欲しいけど・・・と思いながら迷う気持ち、分かります。私もでした。
後悔する買い物にはしたくないですよね?
判断するためには、情報が多い方がいいと思います。
我が家では、昨年5月にFlexiSpot EF1を購入。半年以上使ってきました。
本記事では、FlexiSpot EF1について使用感をまじえ細かくレビューをしています。
スタンディングデスクの購入において、私が悩んだポイントや使用してみての感想が少しでも参考になれば嬉しいです。
電動スタンディングデスクが欲しいと思った理由と迷った理由
欲しいと思った理由
スタンディングデスクが欲しい理由をまとめると、下記のとおりです。
- 立つことで、姿勢を変えられる
- 立つことで、気分転換ができる
- 運動不足の解消
パソコンの前で座って作業していると、いつの間にか猫背になってしまっています。立つことで、姿勢を変えることが有効かと思いました。
それから、気分転換。
作業が長くなると、集中力も落ちてきます。そんな時に、立ったり座ったりと態勢を変えると気分転換になりそうです。
後は、立って作業をする方が、座っての作業よりカロリーを消費するかと勝手に思いました。(検証はしていません)
迷った理由
欲しいと思いつつも、買うことを迷っていた理由というのもあります。
- 使っているパソコンデスクがある(処分するのは気が引ける)
- お金がかかる(当然ですが・・・)
- 立っての作業は、50代の私にはしんどいんじゃないか?
先代のパソコンデスクは、仕事がほぼ在宅ワークになった主人が使ってくれることになり、価格の面も製品を選んでいく上で折り合いがつくものが見つかりました。
そして、立って作業するのがあまりにも辛かったら、(もったいないけど)普通の机として使えばいいかという結論になり、購入に至ったという訳です。
FlexiSpot EF1を選んだ理由
まず最初は、立って作業ができる「スタンディングデスク」が欲しいというところから始まりました。
欲しいと思った理由は前述していますが、色々なメーカーから検討を始め、情報を集めるとどうやらFlexiSpot がいいらしいと。
次に、FlexiSpotの色々なモデルを検討して、電動かつ高さのメモリ機能がありコスパがいいEF1に決定。
FlexiSpot EF1 の仕様
FlexiSpotは、脚フレームと天板で構成されています。自分の好みの物を選んでセットにして購入、または脚フレームだけを買って、今まで使っていた机の天板を生かすといったことも可能です。
限りなく自分の希望に近いスタンディングデスクを作ることができます!
通販サイトなどでは、スタンディングデスクの完成形の写真が出ているのに、脚フレームだけの販売のものがあるので、注意して詳細まで読んで下さいね。
ここでは、脚フレームEF1と、それとセットにできる天板をご紹介します。
仕様
<EF1 脚フレーム>
- 耐荷重:70kg
- 脚幅調整範囲:85~129cm
- 昇降範囲:71~121cm
- 昇降スピード:25mm/s
- 脚段階:二段階(逆ピラミッド)
- 対応天板サイズ:幅100~160cm、奥行き50~80cm、厚み2cm以上
- 色:ブラック、ホワイト
- 機能:電動昇降、高さメモリ機能、障害物検知機能
<天板>
長方形 | カーブ型 | 天然竹天板 | |
サイズ | 100x60
120x60 140x70 160x70 |
140x70 | 120x60
140x70 |
材質 | メラミン樹脂化粧板 | 中密度繊維版 | 多重構造の竹集成材 |
色 | ブラック
ホワイト メープル マホガニー マーブルグレー ビンテージウッド ホワイトウッド グレイウッド |
ブラウン ウォルナット ウッド トープ
|
バンブー |
他のモデルとの違い
EF1は、EG1とともにFlexiSpotの中では低価格帯のエントリーモデルになります。
上位モデルとの違い
耐荷重:70kg (上位モデルだと100kg~125kg)
モーター:シングル (上位モデルはデュアル)
昇降範囲:71~121cm (上位モデルは、昇降範囲がもっと広くなる)
モニター2台とPCスピーカー、キーボードや小物類を全部含めても15kgにも満たないので、耐荷重は70kgで十分。
モーターもデュアルよりは遅いかも知れませんが、気になるほどではないです。
メモリ1には立ち姿勢の高さ、メモリ2には座る時の高さを記憶させていますが、1→2の高さになるのにかかった時間を計測してみたところ、9.14秒でした。
めちゃくちゃせっかちな人じゃない限り、気にならないと思います。
昇降範囲の特に下の高さ(71cm)ですが、我が家は大丈夫でしたが、お子様や小柄な方が使うには高いかも知れません。
ちなみに、私(身長158cm)は、座る時の高さを 73.6cmに設定しています。
EF1とEG1の違いは、高さを記憶するメモリ機能の有無です。
EF1には、高さを記憶するメモリ機能があるため、使い勝手はこちらの方がいいです。(EG1にはメモリ機能がありません)
メモリボタンをポチっと押すだけで、設定の高さに昇降してくれるのでとっても便利。
価格差は4000~5000円くらいなので、可能ならEF1をおすすめします。
FlexiSpotには、価格や機能もさまざまなモデルがあります。興味がある方は、自分のこだわりポイントを軸に探してみてくださいね。
FlexiSpot公式サイトには、天板の大きさや種類、机の下に付けられるCPUスタンドなどのアクセサリー類も豊富にあります。
色々とカスタマイズしたい方は、FlexiSpot公式サイトへどうぞ!
FlexiSpot EF1 のレビュー
購入したスタンディングデスクの脚フレームと天板
脚フレーム:FlexiSpot EF1(ホワイト)
天板:長方形、120x60、メープル
配送
天板と脚フレームがそれぞれ梱包され、二つのパッケージで届きました。どちらも結構重いので、逆に一緒に梱包されていたら大変な目に遭うところでした。
天板
色はメープルで明るいのですが、天板自体はしっかりしていて重厚感があります。角が丸く加工してあり、見た目も柔らかい感じで、安全性にも配慮があります。
セットで買った天板なので、脚を留める穴も最初から開いていて、組み立てる時に助かりました。
最初は、前の机と同じくらいの大きさ(90x60)を探していましたが、途中で120x60に変更。
机の置き場所のレイアウトを変更することにはなりましたが、天板のサイズを大きくしたことは大正解でした。作業スペースが増えて、快適に使えています。
メープルの天板に白い脚フレームの組み合わせで、部屋も明るくなりました。
脚
EF1の脚は、エの字型になっています。(他のモデルでは、コの字型もあります。)
「エの字型は、重心が真ん中になるため、安定性が向上する」と説明書きがあるのですが、前の机は4本の脚で支えていたため、それと比べて大丈夫なのかと少し不安に思っていました。
使ってみての感想は、「大丈夫です!」
常識の範囲内で使うのなら、全然心配は要らないと思います。
エの字型になっていることで脚の支柱が4本脚より後ろになり、机の下がスッキリしています。
EF1は、昇降範囲が二段階調節式で、三段階調節式のものより昇降範囲が狭くなっています。また三段階調節式の方が、二段階調節式のものより耐荷重・安定性が勝っているようですが、そこまで重い物を乗せる訳でもないですし、大人が使うだけなので、昇降範囲もEF1の範囲で十分です。(問題無し!)
コントローラー
高さの表示パネルと、上下ボタン、メモリボタンがあります。
メモリボタンには、立って作業する時の高さと座って作業する時の高さを記憶させています。(4個セットできますが、2個使用中)
例えば、気分転換に飲み物を取りにいく時に、ポチっとメモリボタンを押しておき、戻ったら違う姿勢で作業とか。メモリボタンは、とても便利です。
安定性
スタンディング状態(高い位置に設定した時)に多少揺れることがありますが、不安になるほどの揺れは感じたことはありません。
揺らせば揺れますが、普通に作業している分には大丈夫だと思います。
昇降スピードと音
昇降時のモーター音は、さほど大きくなく、時間にしても10秒程度のことなので気になりません。
私の場合、昇降させるのはメモリ1から2(または、その逆)への切り替えがほとんどですが、23cmの昇降が9秒ちょっと。別にイライラもしないので、問題ないです。
上位モデル(38mm/S)だと約6秒になる計算です。
機能
自動昇降時の高さメモリ機能、障害物検知機能があります。
障害物検知機能は、障害物を検知した時に反対方向に少し戻って止まります。
我が家は、作業用デスク(EF1)の近くにダイニングテーブルがあり、その椅子がデスクの下に入り込むことがたまにあるのですが、この障害物検知機能があるおかげで、挟まったままになることがありません。
ぶつかっても反対方向に戻るので、椅子と天板の間にスペースができて、すぐ救出できます (#^.^#) 安心・安全な機能です。
FlexiSpot EF1 組み立て
組み立てる時の注意点
- できたら作業は二人以上で
- 電動ドライバー推奨
- 壁や床を傷つけないように、作業場所を広く確保して床も保護しておく
- 机が上下しても影響のないように電源コードの長さ・位置を考えておく
- コントローラーの取り付け位置を先に決めておく
とにかく重いので、作業にはくれぐれも注意が必要です。できたら作業は二人以上でやることをおすすめします。
電動ドライバーも推奨。穴を開ける時にも使えるドリルドライバーがあると、とても便利です。
セットの天板を買ったので、脚フレームを取り付ける際に穴が開いていて、目安になりました。
コントローラーの設置個所も、右左のどちらにも対応できるように穴が開いています。
天板をセット品ではなく別に用意をした場合は、穴を自分で開ける必要があります。←電動ドリルドライバー必須
説明書はついていますが、ものすごくシンプル。
動画もあるので、それを先に見て流れをさっと入れておくとイメージがつきやすいです。
あと、私の反省を入れるとしたら、ねじ類は数を数えて袋に書いておくといいかと思います。
説明書通りに組み立てたはずなのに、余ったねじがあったので。(・・・怖い)
FlexiSpot EF1 使ってみた感想 ~50代でも使えています
半年以上使っていますが、作業環境がとても快適になりました。私は、100%買って良かったと思っています!
高さが変えられることを利用して、やることや気分によって使い分けたりしています。
使い分け
立って使う → 眠い時、簡単な調べもの、ネットサーフィン、動画を観る時
座って使う → 作業に集中する時(文章や表などの作成)
立って使う時のメリットなんですが、座る動作がないだけでも、次の動作にさっと移れるということ。
座っている時に、何か別のことをしようとすると立ち上がらないといけないですよね?これが立ったままだと、さっと別のことができるんです。
意外なメリット発見という感じでした。
作業に没頭したい時は、私は座った方がいいので、作業全体の時間の中では座っている方が多いです。
ただ、立ったり座ったりと姿勢を変えられること、それから少しの高さの変更も簡単にできる電動デスクは、とても便利で買って良かったなと思っています。
こんなこともしています
立って作業する高さからちょっと上げて、ステッパーを使う
座って作業する高さからちょっと上げて、仮眠
YouTubeなどの動画を見る時に、たまにステッパーを出して運動をします。
その時、ステッパーの高さの分くらい上にあげると、画面を見降ろさなくてよくなります。
あと、どうしても眠い時。机の上に顔を伏せて仮眠をとることがありますが、座って作業している高さで伏せると背中が丸くなってしまうので、高さを少し上げて背中と腰に負担がないようにしています。
無段階で高さが設定できるおかげです。
FlexiSpot EF1 使ってみた感想(まとめ)
FlexiSpot EF1を使ってみた感想を簡単にまとめます。
悪かったところは、強いて言えばという感じで、本当の意味で悪いと思っているところは無いのが正直な感想です。
良かったところ
高さが自由に変えられる
高さを記憶するメモリがついていて、ワンタッチで操作可能
天板・脚フレーム共に好きな色があった
気分転換になる
座りっぱなしにならない(猫背・肩こり・腰痛対策になる)
他メーカーの電動デスクやFlexiSpotの他モデルと比べても、コスパがいい
悪かった(イマイチな)ところ
とにかく重い ・・・ でも、安定性のため。しょうがない
配線がごちゃごちゃする ・・・ 上下するために長い配線 → 対策を思案中
ずっと立っていると足が疲れる ・・・ 無理せず座る
我が家に導入した電動スタンディングデスクFlexiSpot EF1 について細かくレビューしましたが、いかがでしたでしょうか?
購入を検討される際の参考になれば嬉しいです。
公式サイト限定モデルもあります ▽
最後までお読みいただき、ありがとうございました!