季節の変わり目に押し入れやクローゼットの物を出してみると、使うピークを既に過ぎている物がちらほらあったりしませんか?
ピークを過ぎるどころか、ほとんど使ってない物もしまってあったり。
でも、捨てるにはもったいないけど、周りに欲しいという人も見つからないし・・・すっきりしないまま、もう一度しまうなんてことありませんか?
私は、今までそんなことばかりで、なかなか片付きませんでした。
でも、このままじゃ進歩がないなと思い、メルカリ出品にチャレンジ!
そうしたら、ずっと気にかかっていた”物”が片付き、ちょっとした収入にもなって、どうしてもっと早く始めなかったんだろうと思いました。
メルカリはこんな方にオススメ
不要な物を片づけて、部屋をすっきりさせたい
臨時収入を得たい
スマホで簡単に取引きがしたい
やったことのない行動には漠然とした不安があったりしますが、ステップ毎にやることを把握すれば、不安も小さくなるものです。
本記事では、メルカリアプリの導入から出品までの流れと、ポイントを解説いたします。メルカリを始めたばかりの頃疑問に思ったことや、こうするとより良くなったポイントなどもステップ毎にあげてみました。
お読みいただいて、メルカリ出品に迷っている方の参考になれば嬉しいです。
本記事の内容
- メルカリのメリット・デメリット
- メルカリアプリのインストールと会員登録
- メルカリのルール
- プロフィールの設定の仕方
- 出品の準備~完了までの流れとコツ
フリマアプリでは、メルカリが一番オススメ
”スマホでかんたんフリマアプリ”で有名なメルカリ。他にラクマやPayPayフリマなどがありますが、ダントツの人気とシェアがあるのはメルカリではないでしょうか。
メルカリのメリット・デメリットを簡単に解説
販売時の手数料の比較(2021年4月時点)
メルカリ ・・・・ 商品価格の10%(税込み)
ラクマ ・・・・ 商品価格の6%+税
PayPayフリマ・・・ 商品価格の5%(税込み)
販売時の手数料は上記のようになっており、手数料の最安値は、PayPayフリマです。メルカリは最高値になっているので、この点においてはデメリットです。
それから、ユーザーが多いことがあだになってしまうという点。多くの品物が出品されると、自分が出品したものが埋もれてしまうことになります。自分の出品する商品を目立たせる必要が出てくる点は、デメリットかも知れません。
ただ、たくさん品物があるということは、購買希望者をたくさん呼べるということにもなるので、単純にデメリットだけではないでしょう。
私はメルカリとラクマを使っていますが、ユーザーが多いメルカリの方が出品した時の反応がいいなと感じています。出品の品数も多く購入者も多いので、出品した商品が売れる確率はメルカリの方が高いでしょう。メルカリ出品は、パソコンの方でもできるのですが、写真を載せる手間とか選べる発送方法の種類などでスマホアプリの方がより便利です。
次の章では、メルカリのスマホアプリでの出品に焦点を当てて、解説をしていきたいと思います。
メルカリアプリを設定して、出品の下準備にとりかかろう!
電話番号を認証する必要があるため、SMSが受信できるスマホでおこなってください。
それから、もし家族や友人がメルカリを既に使っている場合は、「招待コード」を発行してもらうとポイントをGETできます。会員登録の前に「招待コード」の発行をお願いしましょう。
既にメルカリを使っている人から招待コードを発行してもらい入力が完了すると、紹介者と自分に500ポイントが入ります。簡単な手続きなので、周りにユーザーがいたら、ぜひ発行してもらいましょう!
招待コードの発行の仕方:メルカリアプリ「マイページ」→「招待して500ポイントGET」
もし周りにメルカリユーザーがいない場合は、XMEWYE をお使いください
まずはアプリをインストール、次に会員登録をおこないます
会員登録は下記の5ステップになります。
- メルカリアプリ(無料)をインストールする
- インストールをしたアプリを開いて、会員登録をする
- 本人情報を登録する
- 電話番号を入力する
- SMSで認証番号が届くので、その番号を入力し認証手続きを完了させる
アプリの登録手続きは難しいものではありませんが、不安な場合はメルカリ公式HPのメルカリびよりに詳しく解説されているので、そちらを合わせてご覧ください。
2.の会員登録の際、招待コードという欄があります。招待コードを持っている場合は、ここで忘れずに入力しましょう。
見る人に優しいプロフィールを作ろう
プロフィールは、商品購入希望者が商品の次に目にする確率が高いところなので、相手に安心してもらえるように作りましょう。
アイコン画像もある方がイメージがつかみやすく、親近感を与えられるので、設定しておいた方がいいと思います。
自己紹介文には、こちらからのアピールに加え、相手の方が知りたいと思っていそうなことを盛り込んで作るといいかと思います。
こちらからのアピール
挨拶と訪問のお礼
自分の紹介
主に取り扱う商品
注意・お願い事項
マイルールをたくさん掲げすぎると、敬遠されたりするのでほどほどに!
相手が気になりそうなこと
発送までの日数
ペットや喫煙者の有無
梱包や配送方法について
出品者がどんな感じの人か、発送はすぐやってくれそうか、商品はどんな梱包をされるのか・・・などなど、お店で買う時よりも心配しています。相手の方に少しでも安心してもらえるような内容にしていきましょう。
メルカリのルール
禁止されている出品物
メルカリには、出品禁止の商品が多数あります。詳しくはメルカリガイドに掲載されていますので、まず一読しておきましょう。
「これはアウトだろう」と、すぐ判断が付くものばかりでなく、判断に迷うものもあります。何が禁止なのかあらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。
禁止されている出品物
商品が手元にないもの
利用制限や残債のある携帯端末
福袋
現金、プリペイドカードなどの金券類
コンサートなどのチケット類
手作りの化粧品類
偽ブランド品
医薬品、医療機器 など
ローカルルール
メルカリが掲げている公式ルールの他に、ユーザーの間でできた「ローカルルール」や「ワード」が存在します。ローカルルールについては、メルカリが推奨していないものもあり、注意が必要です。知らないと「これって一体なに?」となるのでここで解説いたします。
〇〇様専用
「専用でお願いできますか?」とコメントが来ることがありますが、最初これが何なのか分かりませんでした。要するに取り置きして欲しいというお願いになります。
「○○様専用」と表記を変えるだけなので、実際は他の人が買うこと(横取り)も可能です。横取りはマナー違反と言われますが、メルカリでは、購入した人と取引をするのがルールになっています。
プロフ必読
購入する前にプロフ(プロフィール)を読んで欲しいという意味。ニックネームに盛り込まれていることが多いです。
トラブル回避の意図で、出品者側からの注意事項が列記されています。
即購入
出品者に、あらかじめ購入の意思を知らせることなく購入すること。「買ってもいいですか?」「よろしくお願いします」などのやり取りをすることなく購入することです。
コメント逃げ
出品者がコメント(値下げや質問)に対応したのに、購入希望者がそれに対する返事をせずにフェードアウトすること。
気持ちのいい取引きになるように心掛けたいものですね。
試しに購入してみるのもあり
出品も購入もしたことがない初心者の方は、流れ自体も全然分からないですよね?出品よりも購入の方がハードルが低いので、もし大丈夫なら購入から体験してみるというのもいいかと思います。
メルカリにはたくさんの商品が出品されてますので、少額で買ってもいいかなと思う商品を検索してみて下さい。候補が色々と出てくる中で、出品者さんのプロフィールとか商品の紹介などを見ていくと勉強になると思います。
欲しいものがあったら、値段だけではなく出品者さんの評価も参考にして選び、実際に買ってみる。発送に関わる作業は分かりませんが、それ以外の流れはつかめると思います。もしかしたら、評価のいい出品者さんがやっている工夫も勉強できるかも知れません。
何を売る?いつ売る??タイミングがあります
売りたい商品が季節物の場合は、オンシーズンの少し前に出品します。リアルな店舗が商品を出すタイミングと同じ考え方ですね。サイズが小さくなってしまって着なかった服は、次のオンシーズンの前まで保管してから出品の方がいいと思います。
新学期や新シーズンの時は、必要な家の中の物をフリマでなるべく安く調達しようとする人が増えるので、それに合わせて出品するのも一手です。
着る機会使う機会が少ないものを、フリマで探すことはよくあることです。例えば、七五三の服や小学校の入学式の服。これらを探す人は、その時期の少し前からチェックしています。時期を見て出せば、売れない可能性が少なくなります。
売りたい商品が流行の物の場合は、なるべく早く出品します。できるだけ、ライバルが少ないうちに出した方が有利な条件で売ることができます。例えば、いつも買っているファッション誌の付録。人気があるものだと、雑誌の値段を超えるものも出たりします。やはり発売日当日の出品が、一番有利な条件で売れます。
次に出品するのにいい時間帯ですが、買ってくれる人がゆっくりスマホを見る時間帯を狙うといいかと思います。ゆっくりくつろぎそうな平日夜、週末、あとママが対象なら子供を送り出した後の時間帯とか。”買ってくれる人の行動を想像して、スマホを見てそうな時間帯に出品する”といった工夫をするだけで、売れ行きも変わってくるでしょう。
出品の準備から完了までの5ステップ
1.商品の写真を撮る
メルカリのアプリを開き、「出品」→「写真を撮る」でカメラが起動するので、カメラボタンをタップして撮影しましょう。
撮影してある写真を使いたい場合は、「アルバム」から選べます。
掲載できる写真は全部で10枚です。全体、アップ、付属品、キズや汚れがある場合は該当箇所など必要に応じて掲載しましょう。
キズやシミなどの汚れなどがある場合は、購入後のトラブルにならないように、明示しておきましょう。マイナス点も了解の上で、購入するかどうかの判断していただきます。
1枚目の写真がトップ画になるので、見栄えを意識して撮影、編集しましょう。
意識すること
写真は明るく撮る
商品周りは他のもの移りこまないようにする
商品がきれいに撮れるように整える
写真に文字を入れてアピールする
明るさの加工を加えてもいいと思いますが、商品の実際の色とかけ離れないように気を付けてください。
■あると便利な撮影アイテム
商品の周りに何か映り込んでしまったら、加工でトリミングしましょう。
写真に文字を入れることは必須ではないですが、ライバルが多い時の差別化や、商品を目に留めてもらうための方法として有効かと思います。
商品情報の入力が楽なバーコード出品という出品方法もあります。
ココがおすすめ
本やCD、化粧品などは、「バーコード」を選んで読み込むと、商品の詳細や相場価格が表示されます。続けて商品を撮影。商品の情報は自動的に入力されているので、内容を確認してからカスタマイズしてください。商品情報の入力が楽になるので、本やCD、化粧品を出す時はこちらがオススメです。
2.商品説明を入れる
撮影した写真の下に、商品の詳細を入力する欄があるので、商品についての情報や注意点、おすすめポイントを書いていきます。
商品の説明文
商品の正式名称、型番
サイズ、色
購入時期、使用回数(大まかに)
状態(キズや汚れがある時は詳しく)
できたらおすすめポイントも
3.配送方法を選ぶ
配送についての項目を選択します。
配送について
- 配送料の負担 ・・・ 出品者負担、購入者負担 から選択
- 配送の方法 ・・・ 多数の配送方法から選べます。未定も可
- 発送元の地域 ・・・ 47都道府県あるいは未定 から選択
- 発送までの日数 ・・・ 1~2日で発送、2~3日で発送、4~7日で発送 から選択
配送料の負担ですが、ほとんどの方が出品者負担を選んでいます。購入者負担(着払い)にすると敬遠されることが多いので、基本的に出品者負担で設定した方がいいでしょう。
メルカリには匿名配送という配送方法があります。サイズや重量の制限内もので、持ち込むことが可能であれば、匿名配送を選ぶ方がいいでしょう。(配送料も安くなるケースが多い)
匿名配送
出品者と購入者が、相手に住所を知らせることなく配送できるしくみのこと。3つのサービスがあり、持ち込み先や料金が違います。
ゆうゆうメルカリ便 → 郵便局、ローソン
らくらくメルカリ便 → セブンイレブン、ファミリーマート、ヤマト営業所など
梱包・発送たのメル便 → 自宅集荷 *家具や家電などの配送に利用。料金はお高め。
配送の方法を下にスクロールすると「配送の決め方」があります。クリックすると、配送方法早わかり表が出てくるので、それを参考に配送方法を決めるといいかと思います。
4.値段を付ける
最初の頃は、この値段を付けるところが難しいと思います。アプリで売れそうな価格帯が出てくるので、それをまず参考にして値段を出してみてください。
それから、配送料金と手数料を引いてみます。(=自分の利益)
自分の利益の目安を出してから、間接コストの分や値下げ要請が来た場合のことを考えて調整し、値段を決定しましょう。
自分の利益にこだわるあまり、他の商品よりかなり高い金額になってしまうと、一向に売れないという事態になります。ライバルと価格のつり合いを取りつつ、納得のいく価格を探ってみてください。
自分の希望も考える -値段以外のこと-
出品するにあたって、自分の中で軸を決めておいた方がいいことが2つあります。
1.早く売りたいかどうか(売却優先か、利益優先か)
2.売れなかった場合のこと(時期をおいて再出品、リサイクル店、処分)
早く売りたいかどうかで、値段の設定も少し変わってきます。
早く売りたい場合は、
利益よりも売ることを前提にする(設定価格を低めにする)
値下げも視野にいれておく(値下げ要請に応じる)
ただ、商品を梱包・発送するのにも手間やコストがかかっています。最初の価格設定で利益が薄い場合は、値下げを要請されないよう「ギリギリの価格での出品のため、値下げはできない」旨のアピールをしておく方がいいかも知れません。
また、値段を下げても売れ残る物もあります。
- しばらく時期をみて、あるいは写真を撮りなおすなどして再出品
- リサイクル店に持ち込む
- 欲しい人がいそうなら譲る、あるいはスッパリ処分する
自分なりにいくらまでなら売る。この期間で売れなかったら、次の行動に移る。自分なりの軸を考えておくと、迷うことも少なくなります。
5.出品する
次は、商品を出品します。
入力した情報に、漏れや間違いがないか最終確認
掲載した写真、商品情報、配送について、販売価格などの入力した情報に間違いがないかチェックをして、良ければ「出品する」をクリックしてください。
これで出品まで完了です!
まとめ - 丁寧に準備をすることが大切です
メルカリアプリでの出品する時のポイントをまとめは、次の通りです。
まとめ
見る人に優しいプロフィールを作ることで、購入希望者に安心して選ばれるようになる
出品するタイミングを考えることで、購入希望者の目に留まる
商品の写真を綺麗に撮ることで、正しい情報を伝えることができる
出品物に対して、自分の判断基準を決めることで、迷わず次の行動がとれる
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
■あると便利な本