4月17日より楽天ペイで「請求書払い」が始まりました。
QRコード決済の中では後発の楽天ペイですが、普段楽天市場などを使っている方にとっては結構オトクなことが増えているので、ここはちょっと押さえておきたい決済サービスです。
その「請求書払い」が楽天ペイでできるようになったことで、どんな変化があったのか、どうやって使うのか、気を付けておくことや注意点も合わせてご紹介したいと思います。
- 請求書払いに楽天ペイを使うといいことがある?
- 楽天ペイってどうやって使うの?
- 注意点や気を付けておくことは?
上記の3点は、私が「楽天ペイで請求書払いができる」というニュースを見た時に浮かんだ疑問でした。
同じ様に思っている方もいるのではないでしょうか?
「楽天ペイでの請求書払い」をなるべくシンプルにまとめてみました。気になる項目だけでもチェックしてみて下さいね。
請求書払いと楽天ペイ
まず、「楽天ペイでの請求書払い」についてご紹介をする前に、「請求書払い」と「楽天ペイ」それぞれについて簡単に解説を。
請求書払いとはどういうこと?
請求書払いとは、税金や光熱費を請求書に記載された専用のバーコードをスキャンして支払う方法で、コンビニ支払いなどで使ったことがある人も多いと思います。
この4月(2023年4月)からは、eL-QR(エルキューアール)が追加で記載され、地方税などがQRコード決済できるようになりました。
納付書にQRコードがつく税目
- 自動車税種別割
- 軽自動車種別割
- 固定資産税
- 都市計画税
まだ自治体や会社によっては導入されていない請求書もあります。また、対象税目についても自治体によって異なる場合があります。
例を見た方が分かりやすいので、総務省のHPより請求書の画像を引用させていただきます。
下記の画像の①のQRコードが請求書に記載されているものについて、スマホアプリでキャッシュレス決済ができるようになりました。
今までは、コンビニでバーコードで決済をしたり金融機関の窓口で支払うことが大多数でしたが、これからはそういう場所に出向かずにできるQRコード決済が使われることが多くなると思います。
楽天ペイってなに?
楽天ペイとは、楽天会員が利用できるスマホ決済サービスの一つです。
支払い方法の切り替えにより、下記の支払い方法が使えます。
◇楽天ペイでできる支払い方法
- 楽天キャッシュ
- 楽天ポイント
- 楽天ペイに紐づけた楽天カード(クレジットカード)
- 楽天銀行の普通預金
キャッシュレス決済としては後発ですが、楽天ユーザーにとっては利用価値も高く使える店舗もどんどん拡大されているので、シェアを伸ばしています。
私自身も利用しだしたのは最近ですが、楽天市場でもらった期間限定ポイントが有効に使えるので、多用するようになりました。
他の3つは分かるけど、楽天キャッシュって何?
楽天ペイなどで使えるオンライン電子マネーです。チャージして使うのですが、チャージ方法が複数あります。
◇楽天キャッシュへのチャージ方法
- 楽天カードからチャージ
- 楽天銀行からチャージ
- セブン銀行で現金チャージ
- 楽天ラクマの売上金からチャージ
- 楽天ギフトカードからチャージ
- 楽天ウォレット(暗号資産)からチャージ
請求書払いのオトクなやり方では、キャンペーンでポイント還元がある「楽天カードから楽天キャッシュへチャージ」を使います。
楽天キャッシュへのクレカチャージは、楽天カードのみポイント還元あるなど、楽天系のサービスでは楽天カードがほぼ必須状態になっています。
ポイントを有利に貯められる楽天カードですが、年会費無料で発行可能ですので、お持ちでない方は検討してみてはいかがでしょうか?
楽天カード期間限定ポイントの使い方の記事です
請求書払いに楽天ペイを使うメリット
請求書払いができるQRコード決済は、楽天ペイだけではありません。
じゃあなんで楽天ペイをすすめるの?
ポイント還元で、得になる可能性が高いからなんです
結論から先に言うと、独自のキャンペーンやポイント利用などで、他のQR決済サービスと比較してオトクになる可能性が高いからです。他社の今後のキャンペーン次第で序列が変わる可能性や、自分の使い勝手とかもあるでしょうから、絶対的な1位と断言はできませんが。今の時点では、総合的に1位かなと考えます。
◇総合的に1位と思う理由
- 支払い元になる楽天キャッシュに楽天カードでチャージすることで、ポイント還元がある
- 今までに獲得している楽天ポイント(期間限定ポイントも含む)での支払いが可能
- 楽天独自のポイント還元キャンペーンがある(2023年5月末日まで)
①支払い元になる楽天キャッシュに楽天カードでチャージすることで、ポイント還元がある
請求書をQRコード決済することでの何かしらの還元は、どの決済サービスもありません。
(厳密に言うと、ファミペイが支払い1回に対してファミペイボーナスが10ポイントつくのですが…)
そうなると、支払い元にお金をチャージすることで0.5%ポイント還元がもらえる楽天ペイが1歩リードとなります。
②今までに獲得している楽天ポイント(期間限定ポイントも含む)での支払いが可能
楽天市場を利用者は、買い物金額やキャンペーンに応じて楽天ポイントを獲得されていると思います。
そのポイントを税金などの支払いに使えるのは助かりますね。
特にありがたいのは、期間限定ポイントでもOKだということ。これは本当にメリット大です。
期間限定ポイントというのは、その名のとおりポイントが利用できる期間が限定されています。
期間が過ぎてしまうと、一挙に無価値になってしまうというルールがあります。
知らないうちに期限が来てしまい、失効してしまった方はいませんか?(←我が家でもありました)
楽天でもらえるポイントは、通常ポイントより期間限定ポイントの方が多く対策も必要でした。
請求書払いで、期間限定ポイントが税金などの支払いにも使えるようになったことは、とても助かります。
楽天ユーザーにメリット大ですよね?
➂楽天独自のポイント還元キャンペーンがある(2023年5月末日まで)
常時やっているキャンペーン(楽天キャッシュに楽天カードでチャージすると0.5%還元)の他に、今回の請求書払い対応のタイミングで期間限定のキャンペーンも開催されています。
◇キャンペーン名
「税金・公共料金のお支払いは楽天ペイで!抽選で全額還元、はずれても全員もれなく最大1%還元」
◇キャンペーン期間
2023年4月17日~5月31日
◇特典内容と条件
条件:楽天ペイアプリ(請求書払い)を 楽天キャッシュにてお支払いいただいた方
A:抽選で100名に全額相当のポイント還元(上限50,000ポイント)
B:特典Aにはずれた方にもれなく0.5%のポイント還元(上限なし)
*特典A、Bとも還元は「楽天キャッシュ」で支払った金額に対しておこなわれます
◇付与時期と有効期限
付与:2023年7月末頃
有効期限:2023年8月31日
◇キャンペーンページ
https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2023/0417-invoice-payment/
エントリーが必要です。参加希望の方は、エントリーと楽天キャッシュで支払うことをお忘れなく!
実際に楽天ペイの請求書払いをやってみました(画像あり)
楽天ペイアプリでの請求書支払いをやってみました。
前提条件と手続きの内容は、下記のとおりです。
- 最新バージョンの楽天ペイアプリがインストールされている
- ①のキャンペーンの0.5%ポイント還元をもらうため、支払元となる楽天キャッシュにチャージする
- ➂の抽選で全額還元のキャンペーンに参加するため、支払いは全額楽天キャッシュでおこなう(ポイントは使用しない)
- 楽天キャッシュへは、楽天カードを使用し1万円をチャージした
- 実際手続きした請求書は4枚あり、合計の支払い額は11,400円
既に持っている楽天キャッシュの残高から支払う、あるいはポイント払いにする場合や、抽選キャンペーンに参加しない場合などは、それぞれの希望に合った設定をおこなってください。
今回は、ポイント還元が得られるオトクなやり方を説明します。
こうするとオトクに!
- 楽天キャッシュに楽天カードでチャージ
- 支払いは楽天キャッシュでおこなう
ここからはスマホ画面の画像で説明をしていきますね
楽天ペイアプリを立ち上げます
「請求書払い」のアイコンがあるものが、最新のバージョンです
アイコンが表示されていない場合は、アップデートしましょう
次に下記の2点を確認
- 支払い元:楽天キャッシュになっている
- ポイントを使う:チェックなし(チェックが入っている場合は、「設定」から変更手続きをする)
楽天キャッシュに、請求書払いに必要な金額をチャージをします
「チャージ・送る」のアイコンをタップ→楽天キャッシュ残高の画面に遷移
「チャージ」のアイコンをタップ
チャージ方法が楽天カードになっているかを確認したあと、チャージしたい金額を入力
今回は10,000円チャージしてみました
楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで、0.5%のポイント還元になります
次は、楽天ペイアプリの「請求書払い」の手続きです
トップページ「請求書払い」のアイコンをタップして、請求書払いに進みます
カメラが立ち上がるので、カメラで請求書のeL-QRコードをスキャン
支払い設定の画面が表示されるので、内容が希望通りになっているかをチェック
- 支払う金額
- 支払い元が楽天キャッシュになっているか
- ポイントを利用しない設定になっているか
今回はキャンペーンに参加するため、楽天キャッシュの支払いに設定しましたが、楽天ポイントを使いたい場合は「ポイント利用」を「利用する」にチェックを入れれば、ポイントが支払いに充当されます。
大丈夫なら確認画面へ進み、支払いをおこないます
請求書が複数枚ある場合は、同じように繰り返します。
これで請求書支払いは完了です。
QRコード決済ができると、請求書の支払いをするのに金融機関やコンビニまで出向く必要がなく、昼夜を問わず支払いたいタイミングですぐにできるのでとても便利ですね。
楽天ペイ請求書払いの注意点
前述もしたように、QRコード決済ができるととても便利ですが、注意しておかないといけないことも何点かあります。
◇楽天ペイ請求書払いの注意点
- 請求書払いの上限は、1回30万円
- 楽天ペイでできる楽天キャッシュ、楽天ポイントの利用には上限がある
- 楽天ペイアプリが最新バージョンになっている必要がある
- 公共料金の方は、未対応がまだ多い
- 領収証・証明書の発行は無し(アプリに支払った履歴は残ります)
ざっと調べた結果、上記の点に注意が必要かと思いました。
特に楽天ペイアプリを多用する方は、利用上限に注意してください。(他での支払いが多数あると、請求書払いをしようとした時に枠が残っていないという可能性もあるので)
それから、全額還元のキャンペーン。すごく探したのに楽天ペイアプリ内では、見つけることができませんでした。
ブラウザで楽天ペイのサイトに行くとエントリーができるので、もし同じ様に見つけられないという方がみえましたら、下記のリンクからサイトに行ってください。
請求書払いを済ませていても、キャンペーン期間内にエントリーすれば対象となります。
最後に
今回の記事では、固定資産税や公共料金の請求書支払いに楽天ペイを使うメリットをご紹介しました。
- 請求書支払いにeL-QRコードが記載されるようになり、QRコード決済の利用が可能に
- 楽天ペイで支払うとポイント還元やポイントの有効活用ができメリット大
「楽天ペイアプリが請求書払いに対応」と聞いた時に、何がどう変わるのかよく分かっていませんでした。
調べていくうちに、便利であることやオトクであること(キャンペーンでの還元)が分かり、俄然興味が湧きました。
新しいことを試すのことは少し面倒な部分もありますが、やって損はない(トクになるなら更にいい)なら、なるべくやっていこうと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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