2021年9月1日より、イオングループの新アプリ「iAEON」の配信が開始されました。
その新アプリの一つの機能として「イオンペイ」が搭載されています。
イオンペイとは、どういったものか。
イオンの電子マネーWAONとの違い。
どんなメリットがあるのか。
そして、イオンペイを使うにはどうしたらいいのか。
導入に際して知っておきたいことを、簡単にまとめてみました。
イオンペイが気になっている人の参考になれば嬉しいです。
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イオンペイ(AEON Pay)とは
イオンペイ(AEON Pay)とは、「決済」「ポイント」「店舗情報」が一つになったイオン公式の新しいアプリiAEON(アイイオン)の中で使える決済サービスです。
2021年9月1日(水)からサービスが開始されました。
電子マネーとは違うの?
○○ペイと名前が付くと、先にチャージをして使うような電子マネーを想像しますが、イオンペイはチャージして使うタイプではありません。
チャージして使う電子マネーとしては、イオンには、多くの皆様がご存知の「WAON」があります。
イオンペイは、WAONのような電子マネーとは違い、クレジットカードまたはデビットカードと紐づけてスマホでバーコード決済を行います。名前的にちょっと紛らわしいのですが。
ここで、電子マネーWAONとイオンペイの特長を比較したいと思います。
WAONポイント還元率について
WAONポイントの還元率は、基本は200円(税込み)につき1ポイントですが、支払い先がイオングループになると200円(税込み)につき2ポイントになります。
クレジットカードのポイント還元の条件も、基本は200円(税込み)につき1ポイントですが、イオンペイは現在のところ、支払い先がイオングループのみの状態ですので、200円(税込み)につき2ポイントになります。
電子マネーWAON
チャージ | 〇 |
支払いのタイミング | チャージ金額より即時引き落とし |
使える店舗 | イオン、イオングループの店舗を中心に全国約76万6000ヵ所以上 |
WAONポイント還元 | 200円(税込み)につき2ポイント *会員登録完了のWAON、イオングループでの支払い
(200円(税込み)につき1ポイント *イオングループ以外での支払い) |
年齢制限 | なし *クレジットカード一体型は、18歳以上(カード発行の審査あり) |
一度に使える金額の上限 | チャージ残額 *チャージできる上限金額は5万円 |
イオンペイ
チャージ | ✕ |
支払いのタイミング | クレジットカード:毎月10日締め翌月2日払い
デビットカード :即時振替 |
使える店舗 | イオン、イオングループの加盟店、店舗数は不明(拡大中) |
WAONポイント還元 | 200円(税込み)につき2ポイント |
年齢制限 | クレジットカード:18歳以上
デビットカード :15歳以上 |
一度に使える金額の上限 | 5万円 |
WAONとイオンペイ、どちらを使うといいのかな?
WAONとイオンペイの単純な比較だと、今のところはWAONの方が使い勝手がいいかも。キャンペーンでポイント還元がお得な時はイオンペイを使うなど、使い分けるといいかと思います。
イオンペイはまだ始まったばかりということもあり、使える店舗数がまだ少ないです。
イオンペイが使える店舗はこちら
イオンぺイは、独自のポイント還元は無く、WAONポイント還元も、イオンペイに紐づけたクレジットカード・デビットカードのポイント還元になります。キャンペーンなどの特別な場合を除くとWAONと同じ還元率となるので、今の段階ではイオンペイを積極的に使う意味はそれほどないのかなと思います。
ただ、今後イオンペイ拡充のためにキャンペーンが開催されることは十分考えられます。
iAEONアプリ自体も、ポイントをまとめることができて使いやすい。他のイオングループアプリに簡単に遷移できるなどの便利さもあり、使い勝手がいいので、(イオンペイを利用しない場合でも)他の機能を利用するというのもアリかなと思います。
iAEONアプリを導入することで特段損になることはないので、とりあえず導入をしておき、キャンペーン次第でお得な方を利用すればいいのではないでしょうか。
イオンペイのメリット
サービスが開始されてまだ日も浅く、これからの拡充を期待している状況です。
使ってみて、メリットだと思うのは、
・紐づけをしてしまえば、イオンカードを携帯しなくてよくなる
・スマホ決済ができる(極端なことを言えば、財布を持っていなくても大丈夫)
・iAEONアプリの他の機能をすぐに使える(遷移が早いので便利)
ことでしょうか。
電子マネーWAONより格段に便利、お得とは言い難い状態ですが、これからのキャンペーンやサービスの拡大に注目していきたいと思います。
イオンペイについての疑問
イオンペイについて、最初に浮かんだ疑問はこんな感じでした。
調べて分かった答えも合わせて併記します。
WAONとの違いは何?
-大きな違いは、チャージして使うのではなく、イオンペイと紐づけたクレジットカードまたはデビットカードによる支払いになるということ。
ただ、現在ではイオンペイが使える店舗数が、WAONと比較して大幅に少ない状況です。
物理的なプラスチックカードはなく、スマートフォンアプリ「iAEON」の中のイオンペイよりバーコードを表示させてスキャンを行う決済になります。
あと、WAONポイントがつくタイミングも違います。WAONで支払いの場合はすぐ付与されますが、イオンペイの場合は、10日までの分が同月25日位に付与されます。
WAONポイントと併用払いはできる?
-できます。先にWAONポイントで支払い、次にイオンペイでの支払いという順番で、アプリを切り替えで対応します。
登録できるカードの枚数は?
-支払いに紐づけるクレジットカード、デビットカードは1枚のみで、イオンマークがついたものが対象です。
ボーナスポイントは、イオンペイで払った時ももらえる?
-もらえます。イオンカードがポイント付与の対象になっている場合は、イオンペイで支払った時も付与されます。
ただ、WAONで支払った時と違って、レシートに反映されない(後で付与される)ので、すぐにポイント付与の確認はできません。10日までの分が、まとめて同月25日位に付与されます。アプリの「メニュー」→「利用履歴」内、WAONPOINTのマークをタップすると、ポイントの履歴が表示されるので、付与されたらWAONPOINTの「ご利用履歴」で確認することができます。
オーナーズカードは併用できる?
-できます。オーナーズカードの適用は、レシートにも印字されますので、確認も可能です。
イオンペイの他にも、iAEONの疑問など、分からないことがあったらこちらを参照してください。
iAEONアプリの設定について
イオンペイを利用するには、下記の条件および設定が必要となります。
利用条件
イオンマークのついたクレジットカードを保有している18歳以上の方、または
イオンデビットカードを保有している満15歳以上の方
*これは、イオンペイの決済がクレジットカードまたはデビットカードになるためです。
利用設定
iAeonアプリをダウンロード
アプリ内で、クレジットカードまたはデビットカードを登録
*決済できるカードの登録は、1枚のみです
iAEONアプリのダウンロードとアプリの新規会員登録
iAEONアプリのダウンロードとアプリの新規会員登録
まずは、iAEONアプリをダウンロードしてください。
アプリの名称は、「AEON PAY(イオンペイ)」ではなく、「iAEON(アイイオン)」になります。
step
1 iAEONアプリのダウンロード
step
2ダウンロードしたアプリを起動し、新規会員登録を行います
step
3規約に同意
step
4携帯番号の登録
携帯電話番号を入力後、送信すると認証コードが送られてきます。
step
5パスワードを設定
これでiAEONアプリの新規会員登録が完了しました
会員登録が完了したら、次は「お支払い設定」でイオンペイの決済カードを登録していきます。
イオンペイを使う予定がない方は、決済カードを登録しなくてもiAEONアプリは利用できるので、ここまでで大丈夫です。(WAON POINTカードの登録などは、適宜行ってください。)
イオンペイで使用する決済カードの登録
会員登録完了後の画面で「お支払い設定」を選択するか、アプリのホーム画面左上のメニューより「支払い情報・ポイントカード」を選択すると決済カードが登録できる画面になります。
step
1「イオンカード、イオンデビットカード」にチェックを入れる
step
2規約に同意
step
3決済用パスコードを設定(数字4桁)
step
4イオンカードの情報を登録
step
5認証コードが届くので、コードを入力
カードに登録された電話番号に認証コードが届くので、6桁のコードを入力します。
本人認証が終えたらイオンカード情報の登録完了です。
これでイオンペイが使えるようになりました
イオンペイの使い方
セルフレジ、セミセルフレジの場合は、レジの支払い画面で「AEON PAY」を選んでから、下記の操作になります。
セミセルフレジってなに?
セミセルフレジは、商品の登録はお店の人がやってくれて、会計の作業をお客さんがやるというレジ。最近とても増えてきていますね
step
1iAEONアプリを起動後、「AEON PAY」のバナーをタップする
step
2バーコードが表示されたらスキャン
これだけです。
セルフレジに慣れている人は、ハンディスキャナーを使うことも慣れていると思うので、特別迷うこともないと思います。
セミセルフレジ(会計のみ買い物客が操作するタイプのレジ)だと、ハンディスキャナーに慣れていなくて最初ちょっと戸惑うかも知れませんが、難しいわけではないので、カード払いがお得な時にイオンペイを使ってみることをおすすめします。
カード払いがお得な時ってあるの?
イオンペイもクレジットカード払いになるので、下のチラシのような告知がある時はWAON払いよりお得になりますよ
イオンペイについてのまとめ
イオンペイに注目したのは、ブラックフライデーの予約販売会のチラシで見かけたのがきっかけでした。
その時のチラシには、イオンペイのスマホ決済でWAONポイントが基本の20倍との表示が!
基本が200円(税込み)につき1ポイント。ということは、20倍だと20ポイント。
要するにポイントが1割つくということ。(200円未満は切り捨てになるので、厳密には1割にはならないですが)
このサービス全然知らなかったと、慌てて調べて導入しましたが、あまり準備する時間がなく、このキャンペーンでは少し利用したのみでした。
次はプラックフライデーでと期待したのですが、今のところはイオンペイの大がかりなキャンペーンは無いようです。
イオンペイは、イオンカードのキャンペーンでも同様に対象になるので、時々は恩恵があるでしょう。
独自のサービスなど、これからの拡充に期待したいと思っています。
イオンペイについてのまとめ
・イオンペイとは、イオン公式の新アプリiAEON(アイイオン)の中で使える決済サービスの一つ
・イオンマークのクレジットカードやデビットカードを紐づけて、スマホでバーコード決済を行う
・チャージして使う電子マネーではない
・サービスが開始は2021年9月1日だが、イオングループでもまだ使えない店舗がある
・WAONポイント還元は、カードの還元率と同じ(独自の還元は無い)
・一度に使える金額は5万円まで
・支払いにWAONPOINTを併用できる
・オーナーズカードも併用できる
・イオンカード対象のキャンペーンは、イオンペイも対象になる(感謝デーやボーナスポイントなど)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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