【個人事業主も対象】コストコ「ビジネスメンバー」のメリットと申込方法を解説！

つい先日、コストコへ行く予定が入り、それをきっかけに会員登録しようかとメンバーシップについて調べてみました。

調べる前には、自分が法人会員に登録できるとは全然思ってもみなかったのですが、結果としては法人会員「ビジネスメンバー」で登録をおこないました。

「法人」というと、大きな会社や団体でないといけないようなイメージでしたが、個人事業主・フリーランスでも申込みができるのです。

今は副業ブームでもあるので、「開業届出したよ」という方も結構いらっしゃるのではと思います。

対象の方は、意外とすんなり申し込めるので「ビジネスメンバー」での登録をおすすめします。

コストコのビジネスメンバーへの申込方法やメリットを本記事にまとめましたので、気になった方はチェックしてみて下さい。

少し話がそれますが

確定申告の時期になってきましたね。これからしばらく税金の話題が賑わうのではと思います。

2023年から所得税（国税）や固定資産税（地方税）の支払いに、Pay払いが使えるようになりました。

去年の記事ですが、Pay払いについて書いてあるので、よろしければ参考にしてください。

【確定申告】AmazonPayで納税！クレカポイントをもらう方法を解説

固定資産税も対応に！楽天ペイの請求書払いのやり方・お得情報・注意点まとめ

＊去年の確定申告の時点では対応していなかった楽天ペイも、今年（2024年）は国税の支払い手段としての利用ができるようになりました。

コストコのビジネスメンバーって何？個人事業主に嬉しいメリットを解説

コストコは、大量販売と割引価格で知られる会員制の倉庫型店舗です。

会員制なので、利用の際には会員登録が必要になるのですが、その種別は2つのタイプに分かれます。

• ゴールドスターメンバー（個人会員）
• ビジネスメンバー（法人会員）

ここでは、その２つのうちの法人会員「ビジネスメンバー」の方に特に焦点を当てて紹介いたします。

コストコのビジネスメンバーとは

コストコの「ビジネスメンバー」は、通常の会員よりも多くの特典とサービスを提供するビジネスオーナー向けの会員種別です。

この会員種別は、個人事業主を含むすべてのビジネスオーナーが対象となっており、ビジネスの企業規模にかかわらず申し込みが可能です。

とりたてて「個人事業主」や「フリーランス」の文言はないものの、ちゃんと対象に入っています。

私も去年開業届を出したので、一応「個人事業主」。
「もしかして対象になる？」と思い、詳細を調べるに至りました。

通常の会員とビジネスメンバー、何が違うの？

まずは、通常会員と法人会員（ビジネスメンバー）の何が違うのか。

年会費の違い

最も顕著な違いは、年会費の額です。

ゴールドスターメンバーの年会費は4,840円（税込）ですが、ビジネスメンバーはそれよりも安く、4,235円（税込み）で利用可能です。

ビジネスメンバーの方が、年額で605円安い

ビジネス配送が利用できる

コストコのビジネスメンバーは、専用の配送サービスを利用することができます。

このサービスは、3万円以上の購入がある場合、3営業日以内に商品を配送してくれるというものです。

コストコの店舗へ出向くことなく商品を購入できると、時間の節約になる上、労力もかなり削減できます。とても助かるサービスです。

家族会員の他に従業員用にも追加カードが発行できる

通常の会員と同様に家族用にも追加カード（1枚）が発行できます。

さらに、ビジネスメンバーは従業員カードも発行することができます。
従業員カードは6枚までで、年会費は、税抜き3,500円です。（本会員と一緒に店舗に行き手続きすることが必要となります。）

ビジネスメンバー向けのクーポンがある

ビジネスメンバーには、不定期でクーポンが届きます。

通常の会員にもクーポンはありますが、そのクーポンもビジネスメンバーに届くので、ビジネスメンバーはトータルでもらえるクーポンが多いということになります。

もらえるクーポンが多い

申込み方法：個人事業主でも簡単にビジネスメンバーに！

コストコのビジネスメンバーの申込みは、意外と簡単にできます。

私は、オンラインで申込みの手続きを先におこなってから、店舗でメンバーカードを発行してもらいました。

ここでは、申込み方法をご紹介します。

業種にしばりはありません

多くの人が「ビジネスメンバー」と聞くと、大規模な企業や特定の業種に限定されているように思いがちですが、コストコのビジネスメンバーはそうではありません。

例えば、小さなカフェを経営している方、フリーランスのデザイナーや写真家、さらにはオンラインショップを運営している方など、様々なビジネスオーナーが対象になっています。

・業種は限定されていない
・ビジネスオーナーなら対象になる

私の申込み体験談

私はブログの運営をしていて、開業届を出したのは去年の初め。

自宅で作業しているので、特定の店舗やオフィスがある訳でもありません。

最初は「自分のような個人事業主でも本当に申し込めるのか」と少し不安でしたが、必要な書類は非常にシンプルで、特に複雑な手続きは必要ありませんでした。

屋号やビジネスに関する簡単な証明だけで、スムーズに入会手続きができる

登録に必要な書類はこれだけ

コストコビジネスメンバーに登録する際には、いくつかの必要書類があります。

店舗にて手続きの際には、上記のものが必要になります。

会社証明として、屋号、代表者氏名、会社所在地が記載された名刺や公共料金の請求書、農家証明書、登記簿などが必要です。

名刺が一番簡単ですが、持っていない場合は、前年の確定申告の控えや開業届の控えなどで代用します。

また、写真付きの身分証明書も必要です。

店舗の受付で、これらの書類と申込内容に差異がないか確認が入ります。

私の場合、前年度の青色申告書がなかったため、開業届の写しを提出しましたが、これは特に問題なく受理されました。ポイントは、自身がビジネスオーナーであることを明確に示すことです。

ポイントは、自身がビジネスオーナーであることを明確に示すこと
申込内容に（住所が異なるなどの）差異がないこと

書類の準備が整っていれば、申し込み自体は非常にスムーズです。

登録プロセスの簡単解説

コストコのビジネスメンバーになるための登録の流れは、大きく二つになります。

簡単に言うと、申込内容の登録を「オンラインでおこなう」か、「来店して受付カウンターでおこなうか」の違いです。

どちらの手続き方法でも、会員カードの発行は店舗にておこないます。

先にオンラインで申込みを済ませておく方が、店舗での手続きの時間短縮になるので、次にオンライン登録について流れを説明しますね。

オンライン予約と来店手続きがある

オンライン予約と手続き

オンラインで申込みの場合の流れは次の通りです。

オンラインフォームでの事前手続きは、申込み内容の登録自体も落ち着いてできるし、店舗での手続き時間の大幅短縮になるのでおすすめです。

店舗スタッフに聞きたいことがある場合は、確認しながらできるので、店舗で申し込みする方がいいかと思います。

来店手続きの流れ

直接コストコの店舗で最初から手続きを行う場合は、下記の流れになります。

STEP2が、オンライン事前登録と違うだけで後の手続きはほぼ同じです。

会員カードの発行

書類の提出と年会費の支払いが完了すると、会員カードの発行になります。

受付カウンターで、そのまま写真撮影をおこない、そこで撮影された画像が会員カードに使用されます。

通常、写真撮影後すぐに会員カードが発行され、その日からコストコのサービスを利用することができます。

コストコでの支払いに使える手段

コストコでの支払いについて、どういう手段が使えるかも気になるところです。

残念ながら、電子マネーやQRコード決済は現在のところ使用できません。

支払い方法の種類

コストコでは、以下の支払い方法が利用可能です

• コストコグローバルカード
• マスターブランドのクレジットカード
• 現金

コストコグローバルカードは、コストコで利用の場合は1.5％、コストコ以外での利用だと1％の還元のあるクレジットカードになります。

マスターブランドのクレジットカードを持っていれば、そちらで支払うことができるので、わざわざコストコグローバルカードを申し込まなくてもいいでしょう。

メンバーシップに基づく支払い特典

コストコメンバーになると、特定の支払い方法に対する特典が付与されることがあります。

例えば、コストコグローバルカードを使用すると、購入額に応じてリワードポイントが付与されることがあります。これは、特に頻繁にコストコを利用するメンバーにとっては、追加の節約となり得ます。

コストコグローバルカードについて

初心者のためのコストコ活用術：ビジネスメンバー編

コストコのビジネスメンバーについて、他にも調べたことがありました。
経費の計上や解約時の注意点などを、ここでご紹介します。

コストコの事務用品や電子機器のビジネス利用

コストコは、事務用品や電子機器など、ビジネス運営に必要な様々な商品を販売しています。

大量のコピー用紙、インクカートリッジ、オフィス家具から、最新のコンピューター機器やソフトウェアに至るまで、幅広い選択肢があります。

これらの商品を、ビジネスメンバー向けのクーポンや配送サービスと組み合わせて購入することで、費用を抑えたり、便利に調達できたりします。

経費計上のアドバイス

ビジネス運営に必要と判断できる場合、コストコの年会費は、ビジネスに関連する経費として計上することが可能です。

年会費だけでも通常の会員より安いので、対象の方はビジネスメンバーでの入会をおすすめします。

解約オプション

コストコビジネスメンバーシップになってみたものの、想像したほどには利用しないなどでキャンセルしたいと思う方もみえるかも知れません。

そんな場合ですが、コストコはいつでもメンバーシップを解約することが可能です。

更新期限なども関係ありません。

しかも年会費は全額が返金されるという太っ腹！

ただ、次の点には注意しておく必要があります。

• 退会後12カ月は再入会できない
• 追加カード（家族や従業員）を発行している場合は、そちらも一緒に退会となります
• 店舗に本人が来店しての解約手続きが必要（代理の手続き、オンラインの手続きはできない）

解約する時は、デメリットも理解した上で手続きをおこないましょう。

まとめ

コストコのビジネスメンバーカードは個人事業主も対象です。

そして、コストコビジネスメンバーシップは個人事業主にとって多くのメリットがあります。

年会費は通常のゴールドスターメンバーよりも安く、ビジネスメンバー限定の割引や特典があります。

事務用品や電子機器など、ビジネスに必要な商品を低価格で提供するとともに、経費として計上することも可能です。

さらに、ビジネス配送サービスの利用や、追加カードの発行オプションもあり、ビジネスの運営をサポートします。

メンバーシップの申し込みに必要な書類も多くはなく、来店またはオンラインでの申し込みが可能です。万が一のための解約オプションもあり、リスクなく試すことができます。

個人事業主・フリーランスでコストコの入会を考えている方は、ビジネスメンバーへの申込みがおすすめです！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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