先日、旅行で東京・横浜へ行ってきました。
その時に利用した京急の「横浜1DAYきっぷ」が良かったので、旅のメモも兼ねて記事にしました。
下調べをちゃんとして購入した訳ではなかったので、使いこなしてはいないのですが、移動を考える時に乗り放題なのはありがたかったです。
普通の切符を買うとなると、いちいちお金を出すので、もったいないから歩く?という選択肢も入ってきますが、このフリー切符を持っていると、その状況で適切な移動手段を探して乗るだけ。
時間も有効に使える上、交通機関を使うことで小休憩が取れるので、体も楽です。
その上、優待特典が使える施設もたくさんあります。
特に、品川方面から横浜観光を考えている場合にはとてもおすすめなきっぷです。
本記事では、横浜1DAYきっぷを使って実際に行った場所のことを書きましたが、横浜には魅力がある観光スポットが他にもたくさんあり、このきっぷはもっともっと有効に使えると思います。
こうやったらもっと有効だよ、コスパがいいよと、横浜を楽しむためのいいプランができるきっかけになったら嬉しいです。
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横浜1DAYきっぷ
横浜1DAYきっぷとは、横浜ベイエリアを満喫できる京急電鉄のお得な切符です。
京急線の往復+フリー区間1日乗車券がセットになっている上、提携しているお店でチケットを見せると割引や特典も受けられます。
購入の仕方はこんな感じです。
京急線各線の自動販売機(泉岳寺駅を除く)で購入ができます
きっぷ → 「お得なきっぷ」を選ぶ
表示された「お得なきっぷ」の中から「横浜1DAYきっぷ」を選んで購入手続き
*きっぷは3枚重なった状態で出てきます
きっぷの内容を説明しますね。
1枚目:乗車駅からフリー区間内の最初に降りる駅まで使用(降りた所で回収されます)
2枚目:フリー区間内と帰着駅まで使用(帰着駅で回収されます)
3枚目:案内です。改札で使用することはありません。
フリー区間内で利用できる交通機関は、次のとおりです。
京急線
みなとみらい線
横浜市営地下鉄
横浜市営バス
*BAYSIDE BLUE と あかいくつ も利用できます
主要駅からのきっぷ発売額(大人)
品川 | 1,120円 |
横浜~上大岡間の各駅 | 840円 |
金沢文庫 | 950円 |
横須賀中央 | 1,070円 |
優待特典
横浜市交通局発売「みなとぶらりチケット」、および横浜高速鉄道発売「みなとみらい線一日乗車券」と同じ優待が受けられます
みなとぶらりチケット
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みなとみらい線一日乗車券
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フリー区間
この後は、横浜1DAYきっぷを使った旅のメモになります。
横浜ハンマーヘッド
横浜観光の出発地点は、京急蒲田駅。
雲一つない晴天。
京急蒲田駅の自動券売機で、まず「横浜1DAYきっぷ」を買いました。
お値段は、1010円。
適用外の交通手段を使わない限り、交通費は、この金額のみです。
横浜観光は、内容をさほど決めずにスタート。
「横浜1DAYきっぷ」で待ち合わせの横浜駅に向かいました。
訪問先は、子供と合流してから相談です。
こんな感じで、横浜での行動予定が決まりました。
- 連節のバス BAYSIDE BLUE で横浜ハンマーヘッドへ
- 観光スポット周遊バス あかいくつ で山下公園へ
- みなとみらい線で横浜ランドマークタワーへ
まず、BAYSIDE BLUE に乗るために、横浜駅東口バスターミナルへ。
BAYSIDE BLUEは、A4番のりばから出発します。
二つの車体が連結したバスで、面白いので連結部分の近くに乗ってみました。
曲がる時は、まるで電車のような雰囲気です。楽しい♪
最初の目的地までは、20分弱くらい。
横浜ハンマーヘッドは、2019年10月に完成した客船のターミナル、ホテル、商業施設からなる複合施設です。
水上バスの「SEA BASS(シーバス)」の乗り場もあり、ハンマーヘッドからは『横浜駅東口』『ピア赤レンガ』『山下公園(リニューアル工事のため現在休業中)』へ洋上から行くことができます。
施設は5階建てで、商業施設は1階と2階に入っています。
飲食店が多く、3方向から海を眺められる立地から、テラス席があるレストランも多いです。
ただ、テラス席は大人気のようで、予約して行かないと入れないかも知れません。(そのような案内・掲示をよく見かけたので)
ランチは、こちらのお店(Pecorino)でランチセットを。
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家族の分も一口食べさせてもらいましたが、どれも美味しかったです♪
店内からでも海とみなとみらいの眺望が楽しめました。
昼もいいですが、夜景もとっても素敵な感じになりそうで、夜にも来てみたいお店です。
商業施設2F から、デッキに出るとその先はハンマーヘッドパーク。そこには名前の由来になった「ハンマーヘッドクレーン」がそびえ立っています。
ウッドデッキの先端は階段状になっていて、1Fの広場や駐車場にも降りることができますが、観覧席のように座ってのんびりと海や船を眺めている人が多かったです。
横浜ハンマーヘッドの次は、MARINE&WALKを抜け、赤レンガ倉庫へ。
音楽フェスをやっていて、入場を待つ長蛇の列があったり、音楽が聞こえてきたりしていました。
結構たくさんの人出です。
赤レンガ倉庫に着くと入口に掲示が。
・・・休館中でした( ゚Д゚)
5月9日より大規模改修工事を行っているそうです。工事期間がいつまでかは明示してなかったのですが、後でHPをみたところ「今冬(予定)」とありました。
工事は内部の改修で、外側は普段通りです。
内部に入れないことは残念ですが、今後もイベント広場で色々なイベントが予定されているので、人気観光スポットであることは変わりないでしょう。
次の目的地は山下公園。
すぐそばにある、「赤レンガ倉庫前」停より移動します。
山下公園・氷川丸
山下公園への移動は、レトロ調のかわいい赤いバス「あかいくつ」を利用。
「あかいくつ」は、赤レンガ倉庫や本町、横浜中華街などの横浜の大人気の観光スポットを周遊するバスです。
大人気の観光スポットを結ぶので、満員に近いくらいたくさんの人が乗っていました。
山下公園では、バラ園を見たあと氷川丸へ。
氷川丸は、外から眺めたことはあったのですが、乗船して内部を見学するのは初めてです。
旅行に行く前、たまたまTV番組(ブラタモリ)で放送されていたのを見て、訪れてみたいと思いました。
日本郵船氷川丸
開館時間 10:00~17:00
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日営業日が休館)
入館料 一般300円、65歳以上 200円、小中高生100円
見ることができるエリア
- エントランスロビー
- 展示エリア
- オープンデッキ
- 客室、喫煙室、社交室、読書室、児童室、食堂室
- 船長室、操舵室、機関室、ギャレー
氷川丸の中を丹念に見つつ、途中オープンデッキの椅子に座り、海を見ながら休憩をとりました。
氷川丸の中は、こんな感じです。
実際の船内や当時の写真などを見て、氷川丸の歴史や就航していた当時の人の様子をうかがうことができました。
外から眺めるだけでも立派な船ですが、中に入って見ると色々と感じるところがあり、見学して良かったと思いました。
山下公園の次の目的地は、横浜ランドマークタワーです。
みなとみらい線に乗るために、元町・中華街駅に向かいました。
横浜ランドマークタワー・スカイガーデン
みなとみらい駅に着き横浜ランドマークタワーへと足を運びます。
建物に入ると、そこには人だかりが。
真ん中には、花の帽子をかぶったようなキャラクターがいました。
みんなが写真を撮っていましたが、名前は『ガーデンベア』というそうです。
名前が分かるまでは、ワンちゃんだと思ってました。
ランドマークタワーに入っていくと、今度はウルトラマンが。
これは旧ウルトマランでしょうか?
でっかいです。
映画シン・ウルトラマンのプロモーションのようですね。
グッズも販売しています。
この後で行くランドマークタワーの展望フロア「スカイ・ガーデン」の中でも、シン・ウルトラマン関連の展示がありました。
期間限定のコラボイベントみたいです。
イベントが観られるなんて、とてもラッキーでした♪
展望フロアに行くまでは、ちょっとパネルがあるくらいかなと思っていたのですが、歴代のウルトラマンのフィギュア・アイテム、TVシリーズ、映画『シン・ウルトラマン』の紹介と、かなりがっつりウルトラマンワールドが展開されていました。
■ランドマークタワー展望フロア「スカイガーデン」入場料
大人(18~64歳) | 1,000円 |
65歳以上・高校生 | 800円 |
小・中学生 | 500円 |
幼児(4歳以上) | 200円 |
入場券を買う前に、パスマーケットという割引チケットが買えるサイトのポスターを見かけて、そちらの方でチケットを買いました。
大人1,000円のところ100円割引の900円になります。3人分なので、300円得しました ( `ー´)ノ
・・・と思ったのですが、JAF会員の優待を使うと割引で大人700円になるということを後から知りました ( ゚Д゚) (え、ウチJAF会員・・・)
ちなみにですが、スカイカフェでも、JAFの優待割引(会員含む5名まで飲食代を10%オフ)が使えます
\ JAFと言えばロードサービスですが、優待割引や特典もとても充実しています /
展望フロアへは、エレベーターで移動。69階まで40秒ほどでつきます。(早い!!)
69階のスカイガーデンからは、全方角360度の大パノラマを見ることができます。
行った日はとてもいい天気だったので、かなり遠くまで見渡すことができました。
さっきまで居たところもおもちゃのように見えます。
外を眺めていたら、すごく遠くの方(東京方面)に気になる物体が。
そしてそれがだんだんと近づいてきます。
飛行船でした。
飛行船は横浜上空を大きく旋回して、また東京方面へ帰って行きました。
展望フロアに居て、外を眺めていたので気が付きましたが、地上に居たら気が付かなかったかも。
得した気分です。
ウルトラマンとのコラボも見ていて楽しかったのですが、もう一つ面白かったのが、「空中散歩マップ」です。
横浜ベイエリアの地図の上を歩くと、足元にポワンと丸く昔の地図やイラストが浮かび上がります。
今の地図に重ねるような感じで横浜の歴史が分かる面白いシステムでした。(なかなか写真がうまく撮れなかった)
ウルトラマンのコラボイベント展示の一部です。
余談ですが、旅行から帰ってきてから、シン・ウルトラマンを観てきました。
先に映画を観ていたら、もっとこの展示が楽しめたなぁと思ったので、もしどちらも行く予定がある方は、映画を先に観ることをおすすめします。
展望フロアの南西方向が見えるサイドは、木製で階段状になっていて座ってくつろげるスペースがあります。
すぐそばにはSKY CAFE があり、ソフトクリームやドリンク、アルコールなどを販売していて、それらを片手に景色を楽しむことができます。
行った日は天気が良かったのでちょっと期待したのですが、残念ながら富士山は見えませんでした。
スカイガーデンには、お土産などを売っているショップ「TOWER SHOP」があります。
ここで記念にマグカップなどを買いました。
優待特典があるのに気が付かず、オリジナルグッズはもらっていません。
ハンマーヘッドでお土産を買ったお店でも特典があったのに気づいてなかったことを、同様に後から知りました。
購入店では、「みなとぶらりチケット」の特典があることのポップがあったのは見かけたのですが、「横浜1DAYきっぷ」のポップなどは見かけなかったため、対象外だと勝手に思ってしまっていました。
この記事を書くにあたり確認をしていてやっと気づいた次第です。
横浜1DAYきっぷは
「みなとぶらりチケット」および
「みなとみらい線一日乗車券」
と同様の優待割引・特典が受けられます
覚えておくと得だよ!
最後に
あまりきちんと予定を決めずに出かけた横浜観光でしたが、横浜1DAYきっぷを使って楽しむことができました。
前述したように、後からこんな優待も!?と気づいたものもあり、乗り放題に加えてもっとお得なチケットだったのだと再認識。
赤レンガ倉庫の休館やJAFの優待のこと、少しは下調べをした方が良かったかなという反省もありますが、おおむね満足がいく旅でした。
期間限定のコラボを見ることができたし、気候やお天気も良くて、訪問先すべて楽しかったです。
本記事が、横浜観光の参考のひとつになったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!